すべては収束するようにできている ([アニメ]AngerBeats)

 しばらくAnimaxの深夜帯でやっていたので、ほほ全話視聴。
去年の夏あたりも歯抜けで観てましたが、実に面白い作品でした。

 他の作品と比較して何が良かったかなんてのは不毛なので、
オイラが何が好きで観ていたかを書き連ねてみる。


 まず、ゲーム感覚のノリがよかった。
「天使」といったわかりやすい敵がいる。「死んでたまるか世界戦線」という組織がある。
何度死んでもリトライできる。(既に死んでいるので)個性的な仲間がいる。

 そこにご都合主義や多少の矛盾があってもかまわない。
その世界観の中で起承転結をつけて13話きっかりやりきったのがよかった。

 ゆりっぺは良いキャラだったと思う。
「酷いあだ名。でも、そのおかげでみんなに慕われたのかもね。ありがと」
のせりふはグッときた。自分から梯子を降りることができるタイプなのだと思う。
まさにリーダーになるべきキャラだった。
(本放送時にヘタな煽りを入れたNewtypeは絶許。おかげでこの作品の面白さに気付くまでずいぶんかかった)

 バカキャラにもそれなりの過去があるのが良かった。
ユイにゃんにしても、文人にしても。
TKは…逆に謎なのがアイデンティティだからアレで良し(^^;

 天使という明確な敵がいなくなった後、最終的に自分たちが存在する世界が「敵」となったこと。
その過程で皆思いを遂げられたという展開が良かった。

 それこそご都合主義かもしれないけれど、残ったキャラクターの「キャラクター性」のみに頼り切って話を強引に進めたり、某マイトガインのように今まで何も語られてこなかった方向からラスボスをムリヤリでっち上げるなど、過去に残念なアニメがたくさんあった。それを考えると、すべてがきれいに収まるラストなのである。

 だから実際「AngerBeats」の物語は12話まで。
13話はエピローグ。完全にこれまで見てきたファンに向けた話なのだと思った。
そこは「ファンなら(6点)」で良いと思うし、ゆりっぺとかなでがもう少し早く和解していたらとか、
音無がそのまま世界に残り続けていたらとか想像できてよかった。

 あの世界で「卒業」したらその先にあるのは未来ではなく、本当に一巻の終わりなのである。
それでも終始あっけらかんとし、現世(?)に納得し来世に多少なりとの希望を持ちつつ去るのが良かった。

 オチのカットも来世なのか、登場人物が全員夢をかなえているパラレルワールドなのか、
まったく異なる世界なのかわからないが、最後まで悲壮感がなくむしろ希望を持てる作品だったのが良かった。
[PR]
by nana75 | 2011-02-19 22:11 | アニメ

暗黒都市Swendieに負けそうな日々の記録をつれづれと…アニメとイーグルスに逃避してorz


by なすのはやて
プロフィールを見る
画像一覧