花粉症もおさまり少しずつ気力がわいてきたので、まずは前期アニメの感想を。
オリジナルかつ古めのアニメを感じさせる丸い感じの動画は個人的に好み。
物語も基本的に1話完結で、ヒロインのカガリアツコを軸に、
サブキャラを絡めつつ物語を積み重ねていくのが
自分が観て育ったアニメの手法と重なるのでとても波長が合う。
アツコはど素人で魔法学校に入学し、失敗続きで周りからもバカにされますが、
単に落ちこぼれというよりドラクエで言えばLv 1の状態で、
器としては大きなものを持っているのではないか。
一部の先生や生徒が薄々それを察してくる感じが良い。(本当に一部ですが)
もちろん僚友のロッテやスーシィが出来不出来関係なく仲良くしてくれるのもいいなーって。
単に成長物にせず春からの2クール目は「現代魔法」(IT技術っぽいやつ?)が登場して、
アツコがふらふら浮気しつつも、信奉する魔法つかい「シャリオ」の域に達するのか
今後も目が離せません。
あと、ダイアナの尻は良いね。枕にしたい。
7話のスーシィ回と12話のポンコツなダイアナ(中身はアツコ)も必見。
『亜人ちゃんは語りたい』も亜人を通じた異文化交流を描き切った感じ。
説教臭くなりがちなところは主人公が教師だというところでうまく中和されていたと思う。
最終回がサービス回かつ作中では1学期の夏休みまでしか進んでないので、
2期がいずれあるといいなと期待してしまいます。
幼女と言いながら、物語の性質は「萌え」ではなく「燃え」だった。
2期があるとすれば他国も戦力を整えつつあり、これからが本当の地獄といったところか。
日常系としての役目を充分に果たした、1週間に一度の癒しを与えてくれる作品だった。
メイドラゴンの方はカンナちゃんか学校に通い出してから世界感に幅が出たように思う。
ガウドロはサターニャが徹底的にバカをやってくれたおかげで、メリハリがついて楽に観れた。
オイラはガルパンの時とは逆に1話で切ってしまった。
これ以上伸びしろがあるのかどうか判断した結果なので後悔はしてませんが、
キャラクターのデザインはとても良いし、前述した「日常系」のような楽に観れる作品を皆が求めた結果なのかなと。
再放送があるかもしれないし、今はネットでもアニメが観れるのでいずれ視聴したいところです。
『バンドリ』は最終回でやっと評価される作品。起承転結で言えば「承」で終わった感じ。
ゲームが好調らしいので、ラブライブに倣って2期はファンサービスに徹すればさらに化ける可能性ある。
デレマスにも言えることだけど、成長物のアニメで成長しただけで終わるのはフラストレーションがたまる。
ファンとしてはキャラクターが活躍するその先を観たい。普段の活動が観たい。
それを叶えるにはラ!のように2期や映画でファンサービスするか、アイカツのように長い期間やるアニメじゃないとダメなのかなって。
出オチかと思われた「アイドル議員」という設定を活かしてアイドルとして対抗勢力に挑みつつ、
最後はお互いを認め合い「政治家が進退を決めるのは選挙だ」って流れになったのはアツい。
そんなわけで2017年冬期は良作アニメに恵まれた時期でした。
これからも良いアニメとの出会いに期待します。