[CD]おバ歌謡
2005年 08月 27日
とりあえず聴きたい曲があったので
買ってみた。以下感想。
1.パパはメキシコ人? (神谷勝也/ドン・神谷)
最初は「うちのオヤジ、なんかメキシコ人ぽくね?」ぐらいだったのが、
最後はソンブレロかぶってメキシコに行きたくなるくらい
ハマっていく飛躍ぶりが見事。
多少裏返りぎみの勝也きゅんの歌声が初々しくていい。
っていうか、お前はメキシコ人ぽくないのかよ!あれか、母親似か?
2.銭$ソング (白木みのる)
この曲を聴くたびに「語尾に"ゼニ"を付ける」というネタを思い出すゼニ。
3.ゆうわく (ローレン中野・和田弘とマヒナスターズ)
ベタな手品のBGMでおなじみ「オリーブの首飾り」のカバー曲。
艶っぽくて、歌謡曲としてわりとアリ。
歌うヘッドライトとか、HBCラジオのCMで流れていてもおかしくないくらい。
その上、マヒナスターズと組んでいるにもかかわらず
ヒットしなかったのは、時代が合わなかったのでしょうか?
4.剣の舞 (尾藤イサオ&ドーン)
オイラは生理的に受けつけることができませんでした…orz
歌手の実力以外、ダメ感が漂いまくりです。
5.ドン・ズバ (由美かおる)
♪右のあなたと ドンズバー!! がグッとくる。
こんな意味ねー歌詞を書いた伊藤アキラも天才だが、
作曲が「青春時代」でおなじみの森田公一なのも見逃せない。
どことなくアツいメロディがイイネ。
6.マグネット・ジョーに気をつけろ(GAL)
今回お目当てだった曲。
深夜の馬鹿力のコーナー「俺は平成のモテKING」のテーマ曲ですよ。
実際、実力派で聴かせる歌声なのよ。
たぶん初めて聞く人はピンクレディと勘違いしそうなくらい。
それでもヒットしなかったのは、ユニット名を見るとおり
事務所とか周りのヤル気無かったのかな?
7.ホテル・カリフォルニア(タンポポ)
聴いた感じ、地方の山間部にあるいかがわしいホテルの歌みたい。
・なかにし礼の訳詞がヤサグレ過ぎ
・歌声が優しすぎる(もう少しハスキーな歌手なら良かったのでは)
・曲のテンポをもう少し早くすれば…
以上3点のどれか1つでも何とかすれば、名曲になれたかもしれないが。
8.俺ら宇宙のパイロット(不明)
ややレトロな壮大なオーケストラの前奏に
「どんなスペースオペラが始まるんだ!?」
と思ったら、一気に四畳半のボロアパートに…orz
地元青年団が子供会で劇を上演するために
カセットテープを回したとしか思えん。
9.ザ・モンスター~「コンドルマン」(ベン・さいとうとザ・モンスターズ)
「ゼニクレージー」最高!!
正直この曲を聴けただけで、じゅうぶん元が取れる。
「銭$ソング」とは別なアングルで金のダークさを描いている。
コサキンで言うところの西村知美みたいな歌い方だね。うままままぁ
(ただ野太い声だってだけですが)
10.へドラをやっつけろ!(麻里圭子・ハニーナイツ・ムーン ドロップス)
歌詞全32行中21行がヘドラの応援って、そりゃあ監督クビにもなるわ。
どうせなら「返せ!太陽を」のほうも入れて欲しかった。
ともかく、ズンズンくるベースと、うっすらと聴こえるハニーナイツのコーラス、
♪リューサンミストが 雨あられ~ のくだりがグッとくる。
11.アローン・アゲイン(草刈正雄)
次の曲の前フリ。
「人」は「死」に対して、いかに無力であるか的な事を
甘くさわやかに歌い上げてます。
12.また一人(九重佑三子)
原曲は上のと同じなのに、一気にアバズレ女の妄言に。
なかにし礼が訳すと、ろくな事がない(ネタ的にはグッジョブだが)