[小説]マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ その1
2005年 10月 05日
全体として今野センセの筆がノってるね。
9ページとか、前書きから飛ばしすぎだよぅ。
今回は「その1」ってことで黄薔薇話の感想を。
令ちゃんマジ存在感ゼロ…orz
まぁ、ショタはありかと。
令ちゃんさんは趣味的に腐女子の気があるから
ホテルの庭で由乃んたちと出くわしたときは
「谷中さんの息子ハァハァ 由乃もハァハァ」
だったに違いない。
あとでボコられたろうけど…
で、この話で外せないのは有馬菜々だろう。
何このハイスペック女子中学生。
「うぐぅ」なファッションで
私服姿に定評がある由乃んと待ち合わせる荒ワザを見せ
オタク心をわしづかみにしたかと思ったら、
凸さまをほうふつとさせる好奇心の持ち主、
それでいて由乃んもひくくらいの行動力。
剣道の腕前も令さまと互角かそれ以上なわけで、
まさに黄薔薇になるべくして生まれてきたような娘だな。
でも、こういう完璧超人が出てくると
マリみてが「祐巳が妹作って祥子さま卒業して終り」って感じの
フラグじゃないかと勘ぐってしまう。
個人的にマリみては祐巳が卒業するまでやって欲しい。
最高学年になって見えてくることもあるだろうし。
しっかし、新聞部ふがいねぇ。
「令ちゃんがお見合い」なんてスクープ、三奈子さまなら放っておかんぞ。
真美たんはそういう点で甘いよな。
どうでもいいところで、ケータイ持ってないのと
ケーキ食ってるシーンは良かった。カラメル突き破ったり。