[小説]マリア様がみてる くもりガラスの向こう側
2006年 08月 20日
って話ではありませんでした。
でも、原作者であるところの今野センセの頭の中は♪トゥールトゥル トゥールトゥル トゥールトゥルトゥーだったらしい…orz
メインは小笠原家での女性限定新年会の話ですが、
アニメ版の顔見せ的全員集合と違い、山百合会の結束の強さを感じさせるものだったと思います。
すべてはクリスマス会後の、ドリルに振られた祐巳を気遣ってか
場が沈まないように笑い話をしながら帰るシーンに集約されている気がする。
黄薔薇革命しかり、佐藤聖と久保栞との一件から発した白薔薇がらみの騒動など
それぞれに危機が訪れるも、その度に他の薔薇がなにがしかのフォローをしあってきた。
今度は紅薔薇がフォローされる番なのかなと。
(その結束の強さが逆に一般生徒からは「山百合会には近寄りがたい」ってイメージを抱かせてるのかもしれない。)
『仮面のアクトレス』を読んでない時点での感想を言うと、
ドリルとの一件についてはヴァレンティーヌスで決着がつくと思う。
何かイベントがないところで解決するとも思えない。しかし、祥子様の卒業式では遅すぎる。
第一、三奈子さまがいないところで重大な事件がおこるはずがない!!
去年の実績を踏まえて新聞部が動くタイミングで、三奈子さまも暗躍すると予想。
コバルトっていうか集英社の意向はわからんが、早く祐巳には妹を作ってもらいたい。
先延ばしする分だけ、姉妹いっしょにすごせる時は少なくなっていくのだから。
しかし、乃梨子株が上がりましたな。
ドリルのために泣いたり、チョコレートを「おいしいですよ!」とすすめる様が素直でとても良い娘だなぁと。
クリスマス会での祥子さまの言葉に思わず「嘘」とつぶやいてしまう危うさも良し。
あのセリフは乃梨子でなくては言えないな。内情を知っているのを差っ引いても。
妹にするならやっぱ乃梨子だよな。
旧主人公なだけに完璧すぎてつまらないかと思ったのですが、頭は切れるほうだし礼儀正しい。
蓉子さまもこんなんだったのだろうか?じわじわと魅力が出てきた感じです。
ヘタ令さんにも久しぶりに見せ場がありました。
節約ママとして…orz (マジ家庭的)
あ、あと融おじさまが「祐巳ちゃん、今日も良い動きをしているね」ってな感じに登場したときには
掃除機片手にはせ参じたか。
結局のところ155ページの由乃んさえいれば、それでいい…orz



