SLを見に行くぞ! ([イベント]仙台・宮城デスティネーションキャンペーン)
2008年 10月 04日
なぜ陸前山王なのかというと、たまたまSLの時刻表見ていたら各駅5~7分の停車時間なのに、往路の陸前山王駅だけ停車時間が約30分だったため。
おそらく上り列車の追い越し通過待ちのためと思われるのですが、3ホームあるうちの2番線が退避線であるため、事と次第によってはいろんな角度から写真撮り放題じゃね?と思った次第。
現地到着後、ちょっと気を抜いていたらリゾートトレインみのりが通過。
思わぬ新型車両の登場に興奮が抑え切れません。
しかし、今日は天気もいいし周りはほとんど田んぼと山。そして青空。
イベント抜きでも都会の喧騒からはなれて気分転換するのに良いもんだね( ´∀`)
沿線に稲刈りの人とは明らかに違う不審な車両や人影が見えたのはご愛敬…orz
程なくして目的の『仙台・宮城DC号』が入線。しかし…
SLはどうしたΣ(゚Д゚;)
うすうす気づいてはいましたが、SLの向きを変える回転台が無いため
往路は電気機関車(ED75)が牽引することになっているようです。
もっともオイラが小さい頃の鈍行といえば赤い機関車と客車という組み合わせだったので、
これはこれでノスタルジック。陸前山王に来て、ヨカッターーーーーーーッ!(世界陸上的意味で)
さぁ、お待ちかねのSLですよ。D51!D51!
テールランプ代わりの赤丸は残念ですが、ある意味レアなので良し。
運転士の話によると、このD51は普段は高崎のほうに保管されているそうな。(wikipediaによると、東日本で動態保存はこの1両のみらしい)
電車とはまた違った味わいの足回り。まさに「機械」って感じがする。
公園とかに保存されているのと違って、煙が出てるとなんだか血が通ってるような気がする。
石炭を焚くにおいとか実に良いね。
我が愛しの719系が入線。こういう光景はめったに見られないね。
しかし、良くこんな旧式車両残しておいたもんだ。
灰皿と栓抜き付きのテーブルが取り外されてた以外は昔そのままの内装。
今座ったら確実にお尻が痛くなりそうなシートとか、天井の扇風機がいい味出してる。
「もしやトイレも!?」と確かめたら、しっかり水洗に改造されてました…orz
往路はこっちが主役なのだから、しっかり撮っておかなくては。
なにげにヘッドマークの色がSLと違うのですよ(SL用は黄色でした)。
最近はこのタイプの機関車もあまり見かけないけどね。金太郎(EH500)よりはカッコいいと思うよ。
つかの間の休息の後、再びSwendieに向かって走り始める仙台・宮城DC号。
本物の汽笛の音は、周りにいたチビッ子の言葉を借りるなら「心臓に響く」力強いものでした。
SLが去り、あれだけごった返してたギャラリーのほとんどがチャリや車で帰ってて吹いた。
興奮冷めやらぬ子どもや鉄トークに花を咲かせるマニア達の一方で
「まさかこれほどとは…」と半ば辟易した表情の鉄道関係者が印象的でした。
ご心配おかけして申し訳ありませんでしたと言うほかない。
帰りの電車を待っている間にこがねふかひれ号が通過。
本日2度目の新型車両に興奮。やっぱり来て良かった。
Swendie駅にも止まってたので記念撮り。SL側のほうは、あまりのマニアの多さに規制線が張られていて
マトモに撮れる状態じゃありませんでした…orz